NEWレパード価格表
愛車であるレパードの新車当時の価格っていくら位なんだろう・・
という、素朴な疑問が湧いてきたので少し調べてみました。

今回は「金額」や「数字」などの観点から、愛車について紐解いてみたいと思います。
1990年1月発行

手にしたのは1990年1月発行の「NEW レパード価格表」です。

概要
この価格表によると、以下の項目に分類されていました。
- エンジン排気量
- グレード
- ミッション
- 車種記号
- ミラー選択
- 主要装備品
- 店頭渡し現金価格
- 車両本体価格
- 標準装備品価格
- 自動車所得税(5%)
- 自動車重量税
- ボディカラー/内装色

XJ V20E
私が乗っているグレードのXJを中心に見てみることにします。

エンジン排気量
エンジンは「VG20E 2000cc」で、NA(自然吸気)ですね。

ミッション
4ATのみです。
因みに前期XJには、5MTが設定されていたらしいですね。
車種記号
GF31GAE
ミラー選択
記載によると、ドアミラーの他にフェンダーミラーも選べたのでしょうか?
でも実車で後期のフェンダーミラーは見たことがないですね。。
主要装備品
- 本革シート
- AVシステム
- BOSEサウンドシステム
- アクティブサウンドシステム
- パワーシート
- カードエントリーシステム

なるほど~
XJでも本革シートやパワーシート、カードエントリーシステムも装備出来たんですね!
ちなみに私のレパードは主要装備品はほとんど載っていません。
せいぜい「アクティブ サウンドシステム」位ですかね。
店頭渡し現金価格
XJに限って調べたところ・・
一番高い設定で ¥3,005,000 です。
一番お手頃な設定で ¥2,596,000 でした。
車両本体価格
一番高い設定で ¥2,947,000 です。
一番お手頃な設定で ¥2,538,000 でした。
標準装備価格

一律¥58,000です。
標準装備の内容は
- フロアカーペット¥23,000
- 愛車セット¥35,000
この「愛車セット」の詳細はというと・・
- バッグ
- バルブヒューズセット
- セーム皮
- タイヤクリーナー
- 毛バタキ
- ブースターケーブル
- カークリーナー
- シート半カバー
- 停止表示板
- ボディリフレッシュ3点セット
等です。
個人的には「毛バタキ」と「シート半カバー」はテンション上がりますね!
自動車所得税
こちらは¥114,000~¥132,000の幅がありました。
自動車重量税
一律¥56,700でした。
ボディカラー/内装色
- ベージュツートン #1J0
- パールホワイトツートン #1J1
- ダークブルーツートン #4G4
- ダークパープルツートン #4G6
- ライトブルーツートン #4G7
- シルバーツートン #4G9
- ホワイトツートン #5G0
- ブラックパールツートン #6H6
- レッドパール #AH2

この中で最もポピュラーな色は「ダークブルーツートン #4G4」でしょうね!
友人のQ_chanさんの XJ ダークブルーツートン #4G4 です。

やっぱりレパードっていったら、このカラーですよね!
珍しいカラーと言えば、ダークパープルも珍しいです。
XJではありませんが、友人のTsugaruさんのレパードもダークパープルですね。

極めつけはレッドパール。
これは希少ですね~ほとんど見たことがありません。
XJではありませんが、友人のれぱひろさんがレッドパールに乗っています。

内装色
- レッド(A)
- ブラウン(C)
- グレー(K)

ここで面白いなぁと思ったのは、ホワイトツートンの内装色の設定です。
レッドとグレーの2パターンがあったようですね。
私だったら、ボディがホワイトツートンなら、内装色は「レッド」にしてみたい。。。
妄想は膨らみます(^.^)
メーカーオプション価格

ホイール
XJに適用
- 215/60R1590Hスチールラジアルタイヤ&アルミホイール6 1/2JJ×15 ¥69,000
サンルーフ
アルティマターボを除く全車に適用
- 電動ガラスサンルーフ ¥78,000
これは憧れましたねー!
オプションのサンルーフバイザーとか付けてみたかった!
でも今となっては・・・
愛車にはサンルーフが無いので、雨漏りの心配が無くて良いのかな?と言い聞かせています(^^ゞ
寒冷地仕様
全車に適用
- 寒冷地仕様 ¥11,000
特別塗装色価格
- パールホワイトツートン ¥48,000
- 上記以外の特別塗装色 ¥23,000
「レッドパール」以外のカラーは、特別塗装色になるんですね。
消費税の税率
- 車両本体(A/C・ステレオ・ラジオ含む) 6%
- エアコン・ステレオ・ラジオ以外のディーラーオプション装備品、標準付属品、各種代行費用など 3%
当時の価格を今の物価に置き換えてみると・・
1990年と2017年の物価指数は、約1.1倍とみられています。
例えば、1990年の¥10,000は、2017年に置き換えると¥11,009になります。
レパードを今の物価で置き換えてみる
XJで一番高い設定が、1990年当時 ¥3,005,000 でした。
これが、2017年に置き換えると ¥3,305,500 になります。
つまり今に置き換えると、330万の新車 と同水準ってことですかね?
現行 330万円の新車達
ちょっと強引ですが、、、
新車価格が330万円位の現行モデルを、いくつかピックアップしてみました。
日産リーフ Sグレード

- 新車価格 ¥3,150,360
- 型式 ZAA-ZE1
- 言わずと知れたゼロ・エミッション車の電気自動車
トヨタ 86 GTリミテッド

- 新車価格 ¥3,250,800
- 型式 DBA-ZN6
- 世界初の「水平対向・D-4S」パワーユニットをフロントミッドシップに搭載した小型FRスポーツ
ホンダ シビック ハッチバック ホンダセンシング

- 新車価格 ¥2,800,440
- 型式 DBA-FK7
- CVT車に先進の安全運転支援システム「Honda SENSING」を設定
マツダ ロードスターRS

- 新車価格 ¥3,256,200
- 型式 5BA-ND5RC
- 運転の楽しさを深化させた「RS」モデル
スバル WRX S4

- 新車価格 ¥3,369,600
- 型式 DBA-VAG
- スバル最高峰のAWDスポーツパフォーマンスを有するスポーツセダン
三菱 アウトランダー 24Gナビパッケージ

- 新車価格 ¥3,284,280
- 型式 DBA-GF8W
- 先進安全技術「ぶつからない、はみださない e-Assist(イーアシスト)」を標準装備した本格オンロードSUV
MINI クーパー

- 新車価格 ¥3,280,000
- 型式 DBA-XU15M
- マルチ・ファンクション・ステアリング、ナビゲーション・システム、ドライビング・アシスト等を標準装備
BMW 118i

- 新車価格 ¥3,170,000
- 型式 DBA-1R15
- 1.5L直列3気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジン搭載
メルセデス・ベンツ A180スタイル

- 新車価格 ¥2,980,000
- 型式 DBA-176042
- 1.6L直列4気筒直噴ターボエンジン搭載の新世代スポーツコンパクトカー
アウディ A3セダン 1.4TFSI

- 新車価格 ¥3,140,000
- 型式 DBA-8VCXSL
- 1.4L直列4気筒DOHCインタークーラー付ターボ搭載の、前輪駆動プレミアムコンパクトセダン。
シトロエン DS3 スポーツシック

- 新車価格 ¥2,990,000
- 型名 ABA-A5C5G01
- 1.6L 4気筒エンジンに、ダイレクトインジェクションツインスクロールターボを搭載
今と昔のクルマ事情
こうして比べてみると・・
今の車にはやはり「最新鋭技術」「安全運転支援機能」「電気自動車」などのキーワードが目立ってきますね。
燃費も格段に良くなってきているし、環境にも人にも優しくなってきているのが分かります。
また、「走りをより楽しむ」というテーマも伝わってきますね。
今の車は「安全」だし「経済的」だし「優しい」し、、、
全てが進化していると言えますよね!
「イマドキ、平成車に乗る意味とは?」
そろそろ、元号が「平成」から次の時代へと移り変わろうとしています。
そんな中、平成元年式のF31レパードに乗る意味は何か?と考えてみることにしました。
「スペック」「経済性」「安全性」「優しさ」どれをとっても現行車には及ばないのは認めます。
では何故イマ、、「少し古いクルマに乗るのか?」
それはおそらく、「お金では買えない価値」がそこにあるのではないか?と思うからです。
楽器や古着、音楽やファッションと同じく、そこに「時代性」やノスタルジーを感じ取り「空気感」を楽しむ。
しかもそれは「日常」であって、博物館の中にある飾り物ではない「スニーカー感覚」。
文字通り日々の「足」となる「平成車」を、普通の顔をして平然と街乗りをする感覚こそ、至福の時間を過ごすヒントなんだと思います。
こうして考えると、とても豊かな時間に寄り添っているとも感じますね。
マイレパード

- 平成元年式 (1989年式)
- XJ 2000cc
- F31レパード
- パールホワイトツートン
- ブラウン内装
- アクティブサウンドシステム
- 新車価格当時 ¥2,596,000(推定)