スロットルバルブスイッチ交換後のエンジン不調

2025年6月にディーラーでスロットルバルブスイッチを交換しました。
しかしその後アイドリング不調が続いたので町工場の主治医に相談しました。
症状としては、エンジンが暖まった状態でもアイドリングが上昇するなどです。
40分位走った後でも回転数が1500回転位をキープしてしまいます。
スロットルボディの洗浄
先ずはスロットルボディを洗浄しました。

キャブレタークリーナーで洗浄。

バルブ自体も綺麗になりました。

他にも各種センサーのカプラー部分の接触不良など、特に水温センサー、エアフロメータ類を重視してチェックします。
自己診断では、エアフロメータと水温センサーのチェックが出ていたのでチェック。

水温センサーの配線回りをいじると回転数が一気に上がる事が判明したので断線も含め外してチェックします。
水温センサーのカプラーを外したら錆が出ていました。

以前に水温センサーと共にカプラーも新品に交換した箇所になります。

カプラー側の端子も錆が出ていたので、復活剤で洗浄し元に戻します!!
配線の保護処理も行い・・

エンジン始動。
しかし写真の配線辺りを触るとアイドリングが上昇。

まとまった配線をバラバラにして確認しようとしたところ・・
矢印の配線が切れかかっており

ついには断線。

配線自体を交換しました。

エンジン始動が可能な状態に仮組し

この状態でエンジン始動して、配線を1本1本断線して無いかをチェックします。

スロットルバルブスイッチ調整、アイドリング調整
結論を言いますと・・
アイドリング不調の原因はどうやら、スロットルバルブスイッチの調整不足のようでした(^^;

スロットルバルブスイッチのカプラーを外して端子をチェックです。

少し銅錆が出ていましたが洗浄しておきます。

スロットルバルブスイッチを調整し、アイドリング調整をします。


無事に通常のアイドリングに戻ったので、配線関係を全て新しく取りまとめて完成です。

VG20エンジン
ディーラーで調整してもらったときは「VG20のエンジン整備書」?で調整したとおっしゃっていました。
おそらくY31系だったのでしょうかね?
「同じVG20エンジンでも、Y31とF31レパードのエンジンではスロットルスイッチが全く違うのでこのようなことが起きたのでは?」というのが町工場の主治医の見立てでした。
なんにせよ、アイドリングが戻ったので一安心です。
まとめ
アイドリングが通常レベルに戻ってエンジン音も静かになりました。
やはり日常が戻ってくると心が落ち着きますね。
これからも気になることは早めに対処していきたいと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございますm(__)m
