マイ・ディア・ミスターの魅力

韓国ドラマが好きです。
奥さんの影響で好きになりました(^^ゞ
最近のお気に入りは「マイ・ディア・ミスター」でしょうか。
役者さんの演技力もさることながら、音楽や脚本・演出がとても素晴らしいのです。
配役が素晴らしい

主役のイ・ソンギュンはインタビューで「脚本では性格の異なりバラバラに見える3兄弟も、撮影が始まったら見事にマッチした」と話しています。
主役だけでなく、脇を固める役者さんの演技力も半端なく良いのです。
音楽が素晴らしい

「マイ・ディア・ミスター」に限ったことではありませんが、韓国ドラマのOST(オリジナル・サウンド・トラック)はクオリティが高い物が多いです。
ドラマのシーンに自然と入り込める特別な演出となっていますね。
脚本が素晴らしい

たくさんの名セリフが出てきますが、世代によって刺さる言葉が違っていて面白いです。
40代のドンフンの言葉に共感することもあれば、20代のイ・ジアンの言葉に共感することもあるので、ひとことも聞き逃せないですよね。
パク・ドンフン(イ・ソンギュン)の魅力

イ・ソンギュンさんといえば「コーヒープリンス1号店」でのハンソン役のイメージが強いですよね。

最近でいえば「パラサイト~半地下の家族」でのパク社長でしょうか?

美しい声と落ち着いた演技力で、観る者を物語の核心へと自然に引き込んでくれます。
マイ・ディア・ミスターでも、平穏を好む自己犠牲的な人柄を見事に体現されていました。
「何てことない」
物語の中の重要なセリフの一つとして、ドンフンが「何てことない」と話すシーンがあります。
イ・ジアンが救われる言葉でもあるし、何よりもドンフン自身が救われる言葉なんですよね。
もちろん観ている私たちも欲している言葉であることに間違いありません。
言葉の力からくるヒーリング効果というのもあるのではないでしょうか?
イ・ジアン(IU/アイユー)の魅力

IU(アイユー)さんの本名はイ・ジウンさんで本業は歌手です。
若いころは家が貧しかったり、オーディション詐欺にあったりと苦労もあったようですね。
ドラマで流れてくるIU(アイユー)さんの切ない声やメロディが非常に効果的です。

心を閉ざして人を信用しないイ・ジアンを上手く表現されています。
後半にかけて徐々に周りの人々に心を開いていく・・という繊細な心の変化までも、表情や声で演技される実力派の女優さんですよね。
「駆け足でみんなの後を追いかける」

徐々に周りの人々に心を開いていくという心情の変化を、象徴的に表したシーンがあります。
祖母イ・ボンエのお葬式が終わり、みんなでバスに乗り込むシーンがあるんです。
3兄弟やサッカーチームの仲間たちが我先に!と、バスまで急いで走っていきます。
その後ろ姿を見ながらゆっくりと歩いていたイ・ジアンでしたが、ついにはみんなの後を追って走ってついていくのです。
おそらく以前のイ・ジアンであれば、走って追いかけるということはしないでしょうね。
追いかけるどころか、みんなとは違う方向を向いて一人で孤独に去ってしまうイメージがあります。
セリフも何もない「どこにでもあるシーン」なのですが、自然に心があたたかくなりました。
キム・ウォンソク演出

監督でもある演出のキム・ウォンソク氏といえば「ミセン-未生-」が代表作ですよね。
「ミセン-未生-」では社会で揉まれる若者の悩みを、繊細に観察してリアルに表現されました。

そして観る者に共感や勇気、癒し・慰め・いたわりを与えてくれました。
「マイ・ディア・ミスター」では癒しや慰めといった感情を特に感じましたね。
「大切な人に出会って人生が変わることがあるというファンタジーを描きたかった」
キム・ウォンソク氏は「ミセン-未生-」放映後のインタビューで「大切な人に出会って人生が変わることがあるというファンタジーを描きたかった」と答えています。
「マイ・ディア・ミスター」でも、大きな意味でこのテーマを描きたかったのではないでしょうか?
パク・ドンフンとイ・ジアンの出会いは、お互いにとって大きな人生の転機となったはずです。
【日本版】マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~
韓国ドラマも日本でリメイクされているケースは多いですよね。
「マイ・ディア・ミスター」も同じく日本でリメイクしてほしいなぁと思っていますが、なかなか現実には難しいですね(^^;
そこで・・!
ウチの奥さんをプロデューサーに、日本でのキャストを勝手に配役してみました(^^;
韓国ドラマ好きな夫婦の勝手気ままな戯言だと思って、広い心でお付き合いくだされば幸いですm(__)m
(注)プロデューサーの独断と偏見で、随時変更更新されますのでご了承ください
パク・ドンフン(イ・ソンギュン)

西島秀俊

イ・ジアン(IU/アイユー)

西野七瀬

パク・サンフン(パク・ホサン)

佐藤浩市

パク・ギフン(ソン・セビョク)

豊川悦司

ピョン・ヨスン(コ・ドゥシム)

宮本信子

カン・ユニ(イ・ジア)

木村多江

ト・ジュニョン(キム・ヨンミン)

勝村政信

イ・グァンイル(チャン・ギヨン)

錦戸亮

イ・ボンエ(ソン・スク)

吉行和子

ソン・ギボム(アン・スンギュン)

風間俊介

チェ・ユラ(ナラ)

新木優子

パク・ドンウン(チョン・ヘギュン)

田中哲司

ユン・サンテ(チョン・ジェソン)

佐野史郎

ソ・チュンデ(イ・ヨンソク)

渡辺哲

チョン・ジョンヒ(オ・ナラ)

木村佳乃

ユン・サンウォン(パク・ヘジュン)

原田龍二

ソン課長(ソ・ヒョヌ)

富澤たけし

キム代理(チェ・ドンヒョン)

高橋一生

ソ・ヒュンギュ(キム・ミンソク)

森田甘路

チョン・チェリョン(リュ・ソニョン)

木南晴夏

チャン会長(シン・グ)

平泉成

ワン専務(チョン・グッカン)

北村総一朗

ジェチャル(パク・スヨン)

尾美としのり

チョ・エリョン(チョン・ヨンジュ)

高畑淳子

主題歌・挿入歌(あいみょん)

音楽(クレイジーケンバンド)

脚本(遊川和彦)

監督・演出(是枝裕和)

プロデューサー(おーびるの奥さん)

AD(おーびる/当ブログ管理人)

・・と、ここまで好き勝手にキャストを配役させていただきました(^^;
2022年7月 追記 其の一
ここで当ブログ訪問者様のGさんより、以下のアドバイスをいただきましたのでご紹介いたします。
- イ・ジアンのお婆さん役のイ・ボンエは、手話が上手な女優さんにやってほしい
確かにそうですよね・・
手話を日常とされている方にとっては、その表現がリアルであるほど伝わってくるものがありますものね。
逆に言えばその表現があまり上手でなければ、興ざめしてしまうことにもなりかねません。
日本版をリメイクすることがあったら、制作スタッフさんもそういった細やかな配役をしていただきたいですね。
Gさん、リアルで貴重なご意見をいただきありがとうございましたm(__)m
2022年7月 追記 其の二
さらに当ブログ訪問者様のマルタンさんより、以下のアドバイスをいただきましたのでご紹介いたします。
- ジアンは演技プラス歌唱力を考えて高畑充希さんが良い
- ドンフンは西島秀俊さんしかいない
- 兄サンフンは内野聖陽さん、弟ギフンに勝地涼さんなどが違和感のない年齢設定だと思う
- 母ヨスンはキムラ緑子さんが良い
- 社長ジュニョンは憎たらしさを必要とする演技なので、袴田吉彦さんが適役では
- 借金取りグァンイルは今風の俳優なら田中圭さん、リアル感なら北村一輝さんが良い
- 上司サンテは俳優活動頻度や年齢から吹越満さんが良いのでは?
素晴らしいの一言です!!
ここまで真剣に考えてくださり感謝感謝ですm(__)m
特に年齢やシーンを想定した配役は、この作品をしっかりと鑑賞・観察・洞察・検証された上で行われたことが良く分かる内容ですね。
なかでも吹越満さんは、当ブログ管理人の奥さんでもあるプロデューサー納得の配役でした。
マルタンさんからのご意見をいただいて、早速ジアンの配役の変更をプロデューサーと協議中です(^^♪
マルタンさん、緻密でより立体的なご意見をいただきありがとうございましたm(__)m
皆さんで作る「日本版 マイ・ディア・ミスター/私のおじさん」
是非、皆さんで「日本版 マイ・ディア・ミスター/私のおじさん」を作ってみませんか?
もしも「もっと適役があるよ!」「この役はあの人がイイ!」というご意見があれば、お気軽にアドバイスが欲しいですね(^^♪
お気軽にご意見をお待ちしておりますm(__)m
もし日本でリメイクするとしたら、ロケ地はドコがいいの?
日本版プロデューサーである奥さんから「ロケ地は西日暮里が良いのでは?」という提案がありました。
ということで・・
ADの私が早速調べてみることにしました(^^ゞ
町の特徴
ドンフンとイ・ジアンは同じ町に暮らしています。
そして2人とも地下鉄を使って通勤しています。
ドラマの画面からですが商店街や踏切のシーンが多く、地元密着型なイメージを想起させますよね。
そしてドンフン達が働いている建設会社はオフィス街と見受けられます。
これらを簡単にまとめますと・・
- 商店街が似合う
- 下町風情
- 地下鉄が通っている
- 踏切は外せない
- 坂道が多い
- 勤務地はオフィス街
- サッカー場がある
と、こんなところでしょうか?
ここでは「新御茶ノ水駅~西日暮里駅」界隈に、エリアを絞らせていただきますm(__)m

西日暮里
ドンフンとイ・ジアンが住む町
下町情緒にあふれ、交通の便が良い点が特徴ですね。

踏切ではドンフンとイ・ジアンの名シーンが数多く生まれました。

飲み屋さんも充実していますね。

ここならジョンヒのお店も見つかりそうです。
*参考までにコチラ↓が、原作上でのジョンヒのお店です(^^ゞ

ドンフンら3兄弟がサッカーを楽しむ町
西日暮里を少し北上すると、荒川区営区民運動場があります。

町の幼なじみや飲み仲間とサッカーをするシーンも大事なシーンです。
イ・ジアンと祖母イ・ボンエが住む、坂道が多い町
イ・ジアンと祖母イ・ボンエが住むアパートの周辺は坂道が多いです。

西日暮里周辺には富士見坂、通称「花見坂」と呼ばれる坂道があります。

坂道でイ・ジアンの祖母イ・ボンエを、ドンフンがおぶって歩くシーンがあります。

イ・ジアンの心を溶かしていく上で、欠かせない重要なシーンですね。
新御茶ノ水
ドンフンとイ・ジアンが働くオフィス街

地下鉄でのシーンが結構ありますので、絵的にも欠かせませんね。

高層ビルもあるので・・
ドンフンとイ・ジアンが働くオフィス街としていかがでしょうか?

【勝手に日本版/マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~】をヒットさせる3つのポイント
音楽

あいみょんの初期の作品「貴方解剖純愛歌~死ね~」では、センセーショナルな風を巻き起こしました。
タワレコ限定発売だったこの曲。
ラジオ局では放送自粛になるくらい問題作だったわけであります。
メロディのポップさに相反してエッジの効いた歌詞がズンズン突き刺さる・・
初期のあいみょん作品には、潜在的な犯罪性・異常性(良い意味です♪)といった狂気を感じざるを得ません。
あいみょんの唯一無二の歌唱力と、アーティストとしての強烈な個性が韓国のオリジナル版に匹敵することを願います(^^♪
キャスト

パク・ドンフン役の西島秀俊さんは、とても謙虚な役者さんです。
そして自分自身のことよりも「作品」のクオリティや完成度のことを重要視します。
例えば自分が気になった作品でも、決して自分から手を挙げることはしません。
「この作品に自分は必要なのか?この役は僕じゃない方がいいものができるのではないか?」
ストイックでありつつも、作家性を重要視する西島秀俊さんはこの作品には欠かせません。
その他にも、日本ならではの個性的なキャストさん達ならオリジナルを超えることでしょう(*^_^*)
ロケ地

「坂道・踏切・地下鉄・商店街・カフェ・オフィス街」と、キーワードはいくつかあります。
そのキーワードをすべて包括する町は、きっとどこにでもあるでしょう。
この「どこにでもある風景」こそが、日本人の郷愁を誘うのではないでしょうか?
韓国のオリジナルとは違う「日本人の感性に訴える映像美」で、作品に奥行きを与えてくれることでしょう。
著名人もハマる「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」
日本の著名人も「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」を評価している人が多くいらっしゃいます。
椎名林檎さん
東京事変の椎名林檎さんがその一人ですね。

2021年6月9日放送の東京FM「ブルーオーシャン」にゲスト出演された時のこと。
MCの住吉美紀さんから「椎名林檎さんも韓国ドラマは観られるんですか?」と質問された時に
「マイ・ディア・ミスターとかですかね・・玄人向けですけど。」と返答しています。
確かに玄人向けではありますね!
つまり「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」を「玄人向け」と評すあたり、椎名林檎さんもかなり韓国ドラマを観ているのではないか?と推察されます。
ちなみに住吉美紀さんは「愛の不時着」にハマり、「マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~」は未だ観ていないとのことでしたね。
椎名林檎さん以外でも、多くの著名人がその魅力にハマっています。
はんにゃ 金田さん
お笑い芸人の はんにゃ 金田さんも「マイ・ディア・ミスター」にハマったお一人です。

ご自身のyou tubeチャンネルで公開されていた内容によりますと、金田さんもマイ・ディア・ミスターを8回位繰り返し観ているそうですね。
特に泣けるシーンではご自身も号泣してしまい、ソファで倒れ込み立てないくらい「喰らってしまった」そうです。
そして金田さんおススメのシーン等も紹介されていて、とても見応えのある動画になっています。
はんにゃ 金田さんもファンでしたが、これを知ってますますファンになってしまいましたね。